ブランディングって、マーケティングが必要なんですか?
もちろんです! というか、マーケティングなくしてブランディングすることは不可能です!
ブランディングって、感覚でやっている人、そして感覚で教えている人がすごく多いです。
たとえば、「内なる情熱や秘めたる思いを…」なんていうのは、ブランディングじゃないです。
逆に言うと、それって誰が教えたっていいですよね。
だって本人の内なる情熱や秘めたる思いを服やメイクにするだけなら、おそらくすでに皆さん、やっておられるんじゃないでしょうか。
ブランディングは、そういう感覚的なものではないんです。マーケティングをしっかり行った上で初めてデザインや色、服やメイク、小物などの外見の印象づくりなどが出来上がります。
この記事は、個人起業家や経営者の方に向け、ブランディングをする上での注意点を、ブランディング&Webマーケティング20年の経験があるクリエイティブディレクターのYAKKOが書いています。
感覚でブランディングをやってしまう人のやりがちなパターン

たとえば、商品やサービスの見込み客のことを一切無視して、「自分らしさ」「個性」だけを前面に出してしまうパターンです。
商品・サービスはゴリゴリのビジネス系なのに、服はレースや花柄、どこを向いているのかよくわからない写真。
ブランディングの視点からいうと「何がしたいのかわからない」という例です。
マーケティングでしっかりとペルソナ設計や市場調査をしていたら全然違う表現になったはずなのになぁ、という風に見受けられるケースもよくあります。
個人起業家は覚えてもらうこともナンボ、という世界なのでインパクトのある外見はたしかに大切なんですが、ペルソナからあまりにも離れていると、やはり商品自体に違和感を与えてしまいます。
コーチング、コンサルなどの無形ビジネスも実はそうなんです。
コーチやコンサルタントという「人間」が商品になるのですが、どんなコーチングなのか、どんなジャンルのコンサルなのかで商品の方向性もおのずと変わってきますよね。その「どんな商品なのか」というところにフォーカスを置いてブランディングしなくてはいけません。
たとえば、会社員で取引先が教育関係や省庁の場合、スーツはグレーやネイビー、名刺もブラックやネイビーなどの落ち着いて控えめな色にしないと契約が取れない、ひんしゅくを買う、というのはご存じでしょうか。
「いや、今の時代、そんな古い慣習に従っていたら没個性。自分を前面に出すべき!」
という考えの人は、きっと前述のようにペルソナとかけ離れた服装やメイクで通してしまうんだと思います。
ですが、これ、お客様のことを全然考えていない典型なんですよ。
もし、自他共に認める才能や経歴があって、すでに名前が売れていて、「あの人にお願いしたい」というプロなら話は違いますが、起業したてでまだリストもない時期には注意が必要です。
前述のクライアントが堅い職業の場合、初対面で差し出した名刺入れが派手な赤、真っ赤なネイルだとどうでしょう。
おそらく、先方は「ギョッ」とすると思います。確かに記憶には残るかもしれません。ですが良い記憶で残すことが大切です。
ブランディングで何をしたいのか。目的を見失わないこと

個人起業家の場合、記憶に残すというのは大きな課題ではありますが、ブランディングで何をしたいのか。本質を見失わないことです。
大手企業が何千万もの資金を投じてブランディングをする理由はなんでしょうか。
社会貢献などのイメージ、動物愛護・環境への取り組みなどのイメージもブランディングですが、それらも最終的には「売り上げを伸ばすこと」「お客様を増やすこと」にあるのです。
ファンが多く人気がある芸能人を高いお金を出して起用してCMを作る理由。
これもイメージづくりの先には「売り上げを伸ばす」という命題があります。
ブランディングを行う目的は、ビジネスにおいては売上げを伸ばすことです。
覚えてもらい、好きになってもらい、信用や安心感を与えファンになってもらう。それもやはり最終形は「売り上げ」「コンバージョン」です。
ですが、あなたの商品やサービスの「人格」とあなた自身の外見がかけ離れていると、それはブランディングとはいえないのです。
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